「緑のカーテン」とは?
緑のカーテンとは、ご家庭の外壁や窓の外にツル性植物を生育させることで、遮光、断熱効果を生み出してくれる自然のカーテンのことです。葉の蒸散作用で周りの温度を下げる効果もあり、エアコンの使用を控えることもできます。
今年の夏は緑のカーテン作りにチャレンジしてみませんか?初めての方、育てるのが面倒という方におすすめの植物をご紹介します。
「オカワカメ」和名「アカザカズラ」、「雲南百薬(ウンナンヒャクヤク)」とも呼ばれています。「百薬」とつくほど、栄養価が非常に高い野菜としても注目されています。
育てるのも簡単で、そのうえ葉っぱは食べることもできます。
栽培方法
① 「オカワカメ」の苗です。
3月下旬以降、霜の心配がなくなってからが植えどきです。園芸ショップなどで苗は購入できます。
② 葉が5〜6枚になったときに摘芯(写真のように先端の新しい芽を摘み取ること)をすると、わき芽がよく伸びます。
草丈が2mほどになったらつる先を収穫します。葉だけでなく、茎やむかごも食べられます。
順次摘み採って収穫しましょう。
育てている最中に株がもっと欲しくなったら、ツタの先の方を15センチほど摘んで土に挿しておくか、葉っぱを一枚、土に挿しておきます。
すぐに根が生えて成長し、増やすことができます。
③ 手前が「オカワカメ」です。お隣には同じつる性の「サンパラソル」を一緒に植えてみたそうです。
写真提供:目黒区内在住Sさん(2014年8月撮影)
「オカワカメ」おすすめのポイントは
- ツルムラサキ科のツル性宿根草多年草で今年の栽培が終わっても時期がくれば再び芽を出してくれます。
- 病害虫に強く、無農薬で栽培できます。
- ビタミン、ミネラルが豊富で栄養価の高い植物です。
「みんなの趣味の園芸」をご参考にしてみてください。