プラスチックごみが適切に処理されずに海や川などに流れ出ると、自然を汚し、生物にダメージを与える。生態系全体に悪影響を及ぼすといわれるプラスチックごみ問題は他人ごとではありません。原因は私たちが大量にプラスチックを使用することや適切に処理されないものがあるためです。この問題をどうすればいいのかを探るため、日本科学未来館で開催中の「どうする!? プラごみ」展に行ってみました。 展示のエントランスには、大きなごみ箱のオブジェに大量のプラスチックごみが詰め込まれていました。ここには日本で1人が1年間に出す容器や包装のプラごみの量に匹敵する32㎏が入っているとか。1点、1点を見ると、なじみのあるプラスチックごみばかり、1年分を可視化すると量の多さにがくぜんとします。