たんすに眠っている着物や帯はありませんか?
また、親が着ていた思い出のある着物などで、なかなか処分できないものなど…
着物を洋服にリメイクするのは難しそうですが、小物なら簡単にできます。
しまっておいても着物や帯がかわいそう。リメイクして身近な生活の一部に、またファッションの彩りに加えてみてはいかがでしょうか?
着物地で作る「2色使いのショール」
① 袖部分の布を使い中表に合わせます
(ここでは、表を白地の小紋、裏を紫の無地を使用)
② 2枚一緒にショールの首回りとなる箇所を切り取ります
③ 外回りを縫い、表に返してアイロンをかけます
(表側)
(裏側)
④ 端の部分を折り返して輪を作り縫います
⑤完成 輪の部分に布を通します
輪に通す分量を変えるだけでも変化が楽しめます
布端を更に首に回すと布幅が広くなります
帯地で作る簡単トレー
帯幅より縫い代分2cm程度長く切って、切った部分を布の裏側に折り、表から布端に1周ミシンをかけます。(帯の端を使えば一辺だけを折り返すだけとなります)
四角く出来たら、アイロンで4方に折り目を付けてスナップボタンを打ち付けたり、リボンを縫いつけて角を止めています。布の折幅などは好みにして下さい。
制作
ショール・・・杉野服飾大学 田原美津子先生
トレー・・・杉野服飾大学 宮澤光与先生