非常用の備蓄食料を日常的に使いながら、もしもの時のために備える「ローリングストック法」をご存知ですか?
いざというときの備蓄食料は使いながらストックして、フードロスをなくしましょう。
ただ、そのままいただくのは味気ないですよね。少し手間をかければ、美味しいメニューに変身します。
ツナと切り干し大根のさっぱりサラダ
【材料】 2人分
ツナ(缶詰) 30g
切り干し大根 20g
レモン汁 1/2個
塩・こしょう 少々
黒オリーブスライス お好みの分量
【作り方】
① 切り干し大根は洗って、水で15分戻し、絞ったら食べ易い長さに切ります。レモンは1/4個分を絞って、残りは盛り付けに使います。
② ボウルに➀とツナ(油も)、レモン汁、黒オリーブを加えます。
③ 塩、こしょうで味を整え、器に盛り付けます。残りのレモンと、あれば貝割れ大根や三つ葉などの緑の野菜を飾りましょう。食べる直前にもレモンを絞っていただきます。
海江田先生の食材メモ
生野菜サラダに代えて、常備品の乾物、ツナ缶や切り干し大根などを使って栄養価も高く、さっぱりしたサラダを考えました。ツナ缶には、タンパク質やDHA,EPAなどの栄養成分が含まれており、ツナに浸かっている油は、記憶力の向上、認知症の改善に作用する脂肪酸であり、ツナ缶を油ごと使えば、これらを一緒に摂取できることになります。
また、ブラックオリーブにはビタミンEが豊富に含まれているので抗酸化作用が期待できます。
エコポイント!
切り干し大根の代わりに、大根の皮を細切りにするなどしても美味しい。野菜類は、根、茎、葉っぱなど、捨てることもありますが、返って栄養価が高い場合もありますので、いろいろ工夫して料理をしましょう!
その他の備蓄食料を使ったレシピはこちらをご覧下さい。 ①アルファ化米でチャウダーリゾット ②ツナ缶と豆腐のハンバーグ ③防災ビスケットで簡単ティラミス ④ねぎとサバのごま油炒め ⑥サバ缶でヘルシーハンバーグ
レシピ考案:海江田 佳子(かいえだ けいこ)先生
(栄養士、食育インストラクター、健康管理士、エコ・クッキングナビゲーター)