目黒区では、2018(平成30)年4月から気仙沼産の間伐材を活用したバイオマス発電由来FIT電気の利用がスタートしました。
この電力は、目黒区の友好都市気仙沼市の復興支援と再生可能エネルギーの活用を目的として、目黒区内の小学校や保育園など33の施設で利用されます。「物を大切にする暮らし(エコライフ)」を応援する目黒区エコプラザの入る田道ふれあい館もこの電力を使用する施設です。
この発電を手掛けるのは「気仙沼地域エネルギー開発株式会社」。気仙沼の森林から出る間伐材をバイオマス発電に活用し、林業の維持及び地域活性化を意識した取組みを行っています。ここで発電した電気を小売電気業者の「みやまスマートエネルギー株式会社」(福岡市)を通じて目黒区が購入するという仕組みです。
目黒区と気仙沼市は、「目黒のSUNまつり」に気仙沼から届けられる秋の新鮮なサンマの提供などの協力、また、東日本大震災では、目黒区の職員を派遣支援など交流を深めています。復興支援、再生可能エネルギーの普及にもつながるという気仙沼産バイオマス発電由来FIT電気。この電気を利用できる施設がもっと増えるといいですね。
詳しい説明については、目黒区のホームページ