大根は部位によって食感や甘み辛みが違います。
その特徴を生かしてたくさんの料理に主役にも脇役としても大活躍です。
皮も葉っぱも捨てるところはありません。
大根1本あればバリエーション豊かな食卓になります。
部位別の活用法をご紹介します。
部位別の特徴
1)葉
カルシウムが豊富、栄養価高い細かく刻んで塩もみ、炒めてふりかけに
2)皮
歯ごたえがある漬物やキンピラがおすすめ
3)上部
堅く、甘みが強い漬物、サラダに
4)真ん中
やわらかく、水分と甘みのバランスがいい
煮物、ソテーなど、どんな料理にもいい
5)下部
繊維質で辛みがあるおろしや、辛みを生かした料理に
おすすめ料理
1)大根の葉っぱで 『大根の葉っぱの炒め』
作り方
- 大根の葉を1センチほどの長さに切る
- 油で炒め、醤油をまわしかける
- とき玉子を入れ、葉にからませる
☆あつあつごはんにのせて食べると美味しい。
2)大根の皮で 『きんぴら』
作り方
- だいこんの皮を5ミリ巾に切る
- ごま油で炒め、醤油・みりん・砂糖を1:1:1で味をつける
- 切りゴマをまぶす
☆おでん等をつくるときに、大根の皮をたくさんむいたら作るとよい
3)大根の上部で 『甘酒でつくる簡単べったら漬』
作り方
- 大根をいちょう切りにし、塩もみし水分を軽く絞る
- 大根の重量に対し1/4くらいの甘酒、4%の塩で半日以上漬ける
☆柚子の千切りを入れると風味がよい
4)大根の真ん中で 『煮物』
大根の煮物のコツ
- 皮を厚めに剥き、隠し包丁として切り目を入れる。
- 水から下茹でする。(米の研ぎ汁で下茹ですると大根の甘みが増す。)
- 調理し、煮込んだら一旦冷ます。冷めるときに味がしみこむ。
保温料理もおすすめ。
5)大根の下部で 『大根餅』
作り方
- 大根おろしと米粉を混ぜる
- ハム、大根の葉、玉ねぎ、干しえびなどの具材を混ぜる
- 好みの量を丸め、ごま油で両面焼く
☆醤油や好みのたれをつけていただきます。もっちりとして、大根の甘味も楽しめます。
大根一本でたくさんの味わいが楽しめて、捨てるところがありません。