この時期、庭先やベランダで家庭菜園をしている方も多くいると思います。今回は発砲スチロールの箱や、培養土や肥料の入っていた袋などをリユースして栽培してみました。自分で栽培した、獲れたての野菜を使って健康野菜料理を楽しみましょう。
いろいろな野菜をエコ栽培
※家庭菜園での野菜栽培のポイント
① 日当たりの時間が長く、風通しの良い場所を選びます。
② 培養土は、原肥が入っていますが、鶏ふんなどの追肥も上手に取り入れましょう。
③ 大きく育てるには、支柱を添えて使いましょう。
収穫は、実に栄養分をたくさん蓄えている朝がおすすめです。採ってすぐに食べられる家庭菜園だからこその贅沢です。
ミニトマトなどがたくさん収穫できたら、ご近所に配ったりすれば話題が広がりますね!
採れたての野菜をさっそく料理しましょう。
手軽で簡単!!納豆入りもろみ味噌ドレッシングを使って
ベビーサラダミックス
材料(2人分)
- ベビーリーフ他
- きゅうり 1/2本
- パプリカ 1/8個
- ミニトマト 4個
- みょうが 少々
A
- ひきわり納豆 1パック
- オリーブオイル 大さじ1
- もろみ味噌 小さじ1
- すりごま(白) 大さじ1
(作り方)
① サラダ用の皿にベビーリーフミックス、きゅうり、ミニトマト、パプリカを盛り付け冷蔵庫で冷やします。
② 次にAをよく混ぜ合わせてドレッシングとしてかけて出来上がり!
飲み物として、ペパーミント、タイムの入った紅茶を添えました。
さっぱり、ひんやり、カラフルな夏料理
ナスときゅうりの水キムチ
材料(2人分)
野菜
- ナス 合わせて
- きゅうり 250g
- りんご 1/4個
- 塩 小さじ1
A
- 米のとぎ汁 2カップ
- 昆布(5×5cm) 1枚
- 酢 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
- 塩 小さじ1/3
B
- しょうが 1片
- にんにく 1片
- 赤唐辛子(種無し) 2本
- レモン 3片またはレモン汁大さじ1
(作り方)
① 鍋にAを入れ沸騰させ、ボウルにあけてBと合わせ粗熱をとり冷やします。(昆布はひと煮立ちさせたら取り出す)
② 野菜を食べ易い大きさに切り、塩をまぶして10分程度置きます。
③ ②を①に漬けて、漬け汁ごと器に盛り付けます。
※ 冷蔵庫で一晩冷やした方が美味しく召し上がれます。漬け汁に漬けたまま、冷蔵庫で5日程度保存が可能です。
海江田 佳子先生の健康食材メモ
きゅうりのパワー
カリウムが豊富で、高血圧やむくみ、だるさを解消してくれます。また、ビラジン(青臭さの元になる部分)は、脳梗塞、心筋梗塞の予防に効果があります。
ナスのパワー
ナスニン(ナスの色素部分)はポリフェノールの一種で、抗酸化作用があり、加熱してもその効果は変わりません。また、肝臓の働きを良くし、強壮作用もあります。
ミニトマトのパワー
サラダの食材やデザートとして生食すれば、色、味、食感、香り、噛んだ音など五感で楽しめます。
ベビーリーフのパワー
サラダだけでなく、炒め物の食材としても利用できます。ベランダで美しい葉や変化に富んだ品種を育てれば、見て楽しく、食べても美味しい野菜です。
米のとぎ汁を「なすときゅうりの水キムチ」でも使用していますが、野菜の栽培では水やりと同時に肥料代わりにもなります。(適量をあげてください)
また、卵の殻も良く乾かして細かく砕けば肥料になります。
お試し下さい。