夏休みは長い時間をとれるので、いろいろなところへ施設見学や体験に行くのに最適ですね。今回は、私たちの最も基本的な生活インフラを学びに東京臨海部にある「ごみの埋立処分場(東京都廃棄物埋立処分場)」と「東京都水の科学館」に行きました。 近くの有明エリアには「水道」「下水道」の見学施設がまとまっているので夏休みの体験学習には最適! 小学校4年生ショータ君と一緒に施設見学へGO!
東京都水の科学館
私たちにとって欠かすことができない、空気と並んで最も重要な「水」について学ぶ「水の科学館」。ちょうど東京テレポート駅と国際展示場駅の中間あたりにあります。この辺は海の上に作られた人工の街、海風は涼しいですが道路やビルの照り返しは物凄いです。ショータ君も暑い暑い!
「水の科学館」は「有明給水所」に併設されていて地下にある給水施設を見学できる唯一の場所でもあります。なお、給水所は浄水場で作った水道水を一時貯留することにより安定供給したり災害時の給水施設として利用されます。目黒区内にも桜修館中等教育学校地下に「八雲給水所」がありますよ。
さて、施設に入場し、まずは「アクア・ツアー」に参加。地下3階にある給水所の大きなポンプを見ながら配水される仕組みを学びます。 ショータ君はポンプから出たばかりの「一番新鮮?な水」でのどを潤し、施設探検へ。水道が家まで来る仕組みを見たり、水の実験を体験したり、水の元となる森林の大切さを学んだり・・・盛りだくさんのプログラムで水についてさまざまな角度から体験しました。実はショータ君は水道局の出前授業「水道キャラバン」で勉強していたので復習になったようです。
最後に「アクア・シアター」という施設で「水の旅」という映像を見ました。水が森で生まれてから我々のところへ届き、最後にはまた空に帰って雨となる大循環を天井や壁まで使った大迫力映像でした。 毎日何気なく蛇口から出てくる水ですが、それがどこで生まれどのように私たちのところへ届くのか、またそれに関わる沢山の人々の努力を改めて考えるきっかけになりました。大切に使わなければ・・・ですね!!
「水の科学館」のすぐ近くには「使った水=下水」を処理する仕組みなどを解説した「虹の下水道館」もあるので併せて見学は如何でしょうか。
水の科学館 http://www.mizunokagaku.jp/