
3月18日、ecoライフライター研修会を開催しました。今回の研修会は、講師に塩専門店「solco」の田中園子さんをお迎えして、「からだに海を」をテーマに、塩について学びました。
塩には岩塩、海塩、湖塩などがあり、現在、国内ではおよそ4000種類が流通しています。
豊富なミネラルが含まれ、私たちが生きて行く上で欠かせないものであり、産地、製法によって含まれるミネラルが違うことなどが紹介されました。



塩は食材との組み合わせにより味が変わることを実感するため、参加者はタイプの違う3種類の塩をトマトと豆腐に付けて食べ、味比べをしました。おいしいと感じる塩は個人差が大きく、健康状態や年齢などによって違いがあるそうです。
参加者からは、「365日使っているのに塩に無関心だったことに気づいた」「多彩な塩があり、食材の味を引き出してくれることを実感し、新たな知見が得られた」などの感想が寄せられました。
塩はすべて自然の恵みですが、その中でも海の塩には化石燃料を使わずに塩田で太陽と風の力のみで結晶化させたもの、海藻を原材料としてた藻塩などがあり、自然環境と深く結びついています。健康な海で自然の力を借りて作られたミネラル豊富な塩を身体に取り入れることは、私たちの健康にもつながるのではないか。海の健康と私たちの健康はつながっている、そんな気づきも得た研修会となりました。
■ecoライフライターとは
めぐろスマートライフで記事の企画、執筆を行っています。登録制で現在、14名のライターが活躍しています。