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環境月間!省エネについて知る~エアコン~

ecoライフライターの阿多田海蔵です。私は、目黒区の目黒区エコプラザが行っている環境推進員養成講座の修了者のグループ「fun to shareめぐろ笑エネトライ」に所属していました。このグループの活動の柱の一つが、電気・ガス・水道の使用量から二酸化炭素排出量を算出し、無理なく楽しく省エネを行うという活動です。


そんな私が気になるのが、在宅勤務が増え、自宅で過ごす時間が多くなった後の電気使用量のこと。我が家を調べてみると、令和2年7月分(使用期間6/9~7/7)の電気使用量は79kWh、前年同月期(同じ29日間)の70kWhと比較して12%も増加していました。今年の夏は、なにか対策が必要です。夏の日中は、エアコンによる電力消費が半分以上を占めている(*1)といいます。夏場の電気代を抑えるためには、エアコンの賢い使い方がポイントになりそうです。

そこで、私が「fun to shareめぐろ笑エネトライ」で学んだ「チェックシート」(エアコン関連の抜粋)をご紹介します。この他にも、使っているエアコンが持つ省エネ機能(AI機能など)を理解し活用するのも良いかと思います。

 

(*1)資源エネルギー庁「家庭の節電対策メニュー」より


「エアコンのチェックシート」



しかし、エアコンの利用を控えて、室内で熱中症になったというニュースも耳にします。“健康第一”で、水分を摂り、我慢しないで、夏を快適に過ごしましょう。

エアコンの買い替えを検討されている方に

電気店で商品の横に掲示されているエコマーク、省エネラベル等などを参考にしても、マークの意味がわからないこともあります。そんな時に役立つ、資源エネルギー庁の「省エネ型製品情報サイト」を紹介します。「ご利用ガイド」→「製品の選び方、使い方」と開くと、省エネができる使い方について紹介されています。省エネ性能を年間の電気代で比較もできて、年間電気代が、同じ冷房能力2.2kWの機種であっても、16,300~20,500円の差があることがわかりました。さらに、いまどきのエアコンは、「換気機能」「二酸化炭素濃度検知機能」など“進化”しているようです。いろいろな角度からの、買い替え際の参考になれば幸いです。