· 

長く使いたい「藍染めの布を使った小箱」♪

実践わたし流!! 投稿者:ゆすらうめ

藍染め布を使って小箱とくるみボタンを作ります
藍染め布を使って小箱とくるみボタンを作ります
「藍印花布わたなべ」を受け継いだ福原梨花さん
「藍印花布わたなべ」を受け継いだ福原梨花さん

 

エコライフめぐろ推進協会が開催する会員対象のワークショップに参加しました。

ワークショップでは、自由が丘にある「藍印花布わたなべ」の福原梨花さんを講師に迎え、藍染めの布を使ってオンリーワンの小箱(眼鏡ケース)を作ります。

 

福原さんの講話で、天然染料で染めた藍染めの布について興味深いお話を聞きました。

藍染めの布が生産された時代や産地(中国、日本)などの違いがあるそうで、素人の目では藍染めの布の違いがよく分からずにいたのですが、染め方の工程やその技術(伊勢型紙や板締め(いたじめ)で染める方法など)を知ると、違いが少し分かりました。今後、天然染料の藍染めの布を見る時の楽しみにもなりそうです。

 

藍染め布の小箱づくりスタート

たくさんの藍染めから1枚選ぶのはあれこれ迷いました
たくさんの藍染めから1枚選ぶのはあれこれ迷いました

小箱に使う布は20種類以上の藍染め布の中から1枚を選びます。選ぶ順番はくじ引きで決めて、和気あいあいと始まりました。

ワークショップ参加者の皆さんは布の目利きができる方が多く、貴重な藍染めの布を選んだ方は、順番の早い方だったと分かり驚きました。日頃からたくさんの古布や布を手に取り使うことで、布を知ることができるのだなと思いました。

 

工程①~③。布を厚紙に貼り込みます
工程①~③。布を厚紙に貼り込みます
工程④で木箱に収めて完成です
工程④で木箱に収めて完成です
くるみボタンキットを使って作りました
くるみボタンキットを使って作りました

 

① 厚紙を2枚用意し、厚紙より3㎝程度大きめに布を切ります。

②藍染めの布の裏面に中綿を置きます。

③1枚目の厚紙を乗せ布を折り込み、周りを両面テープまたはボンドで留め、2枚目の厚紙を乗せ同じようにボンドなどで留めます。

④箱に納めて、周りを丁寧に入れ込み出来上がりです。

 

貴重な藍染めは小さな端切れも無駄にはできません。直径4㎝のくるみボタンキットを使って、ブローチや髪留めにします。絵柄を考えて布をカットし、思い思いの作品が出来上がりました。

 

私は自分が手作りしたものでも、愛着が湧くもの、愛着が湧かないものがあります。藍で染めた布を使った小箱とくるみボタンは大切にしたいと思えるもので、大満足のワークショップでした。