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バスボムを作ろう‼

 

重曹とクエン酸で作るバスボムの作り方を紹介します。

 

バスボムは、お風呂に入れると泡を出して溶ける発砲タイプの入浴剤です。

今回は出来上がりが直径6cm程度のバスボムを作ります。

 

 

 

◇重曹ってなに?

弱アルカリ性物質で、ベーキングソーダ、炭酸水素ナトリウム、重炭酸曹達などと呼ばれ、自然の鉱山や海に含まれる天然物質です。昔から蒸しパンを作るときなどにふくらし粉として使われてきた他、掃除や美容、装飾品の手入れ、脱臭、胃腸薬まで幅広く使われています。

 

◇クエン酸って?

重曹とは逆に、酸性の性質。アルカリ性の汚れを落とす効果があり、重曹と合わせると発砲して汚れを落とします。レモンや梅干しなどの食品にも含まれている酸味の成分です。サプリメントの成分としても使われています。

材料(バスボム1個分)

・ビニール袋 A4サイズ程度

・重曹 120g

・クエン酸 40g

・食紅 食紅さじ1杯(色を付ける場合はお好みで。なくても可)

・水(霧吹きで適量)

・アロマオイル(お好みで。なくても可)

重曹とクエン酸は食用のものを使用します。


バスボムの作り方

①最初にビニール袋の中に重曹とクエン酸を入れ、よく混ぜ合わせます。粒状になった材料はつぶして粉状にしていきます。

②次に食紅を入れ更に混ぜ合わせます。袋の中で材料を平に広げ、霧吹きで5回ほどスプレーし、材料と水を均等に混ぜていきます。

③さらに広げた材料に5回ほど霧吹きでスプレーし、均等に混ぜるのを繰り返していきます。少しずつ水分を加えるのがポイントです。


④混ぜ方は、袋の口をしっかり握り、上下に軽く振ります。水分量が多すぎると固まらずに崩れてしまいます。

⑤ビニール袋が冷たくなり、材料が少ししっとりしたら固まるタイミングです。ボール状になるように握っていき、硬く固まれば完成です。

⑥ビニール袋の口を開けてしばらく置いておき、十分に乾燥させてからお風呂で使ってみましょう。


 

■インフォメーション 

・水分量が多すぎると固まらずに崩れてしまいます。少しずつ水分を加えていき、固めるのがポイントです。

・できれば翌日以降に使用するのが最適。

・バスボムの中に小さなおもちゃを入れる、アロマオイルで香りをつけるなど、いろいろとアレンジするのも楽しさの一つです。

 

【注意】作ったバスボムは早めに使いましょう。時間がたつと泡立ちが悪くなるのと、湿気が多いところで保管すると崩れやすくなります。風呂釜によっては重曹とクエン酸が混じった入浴剤の使用は控えるように、説明書に記載してあるメーカーもあります。バスボムを使用する前に説明書を確認しましょう。


重曹とクエン酸は自然界に存在する素材なので、環境にも私たちの身体にも

やさしい物質です。

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