マイボトル持参派”の私ですが、マイボトルでは足りなかったときなど、空きペットボトルが発生します。それらは、家から1.3㎞離れているセブンイレブンの店頭にある回収機に歩いて持って行きリサイクルをしています。
回収機のルールは「2リットルまでの清涼飲料の容器」「つぶさない」「飲み残しはNG」です。
電車内の中吊りで見かけた「ボトルtoボトル」の広告
町内会が行う資源回収でなく、そのセブンイレブンでリサイクルしている理由は3つ。
「歩く動機付けが欲しい」、「ちょっとしたポイントが貯まる」、「ペットボトルがペットボトルに再生される」です。 (2021年8月31日掲載:実践わたし流‼「在宅勤務が続く中でのプラ回収」に投稿)
当時、私はペットボトルのリサイクルは、衣類やカバンにリサイクルされると思っていたので、ペットボトルがペットボトルに再生される(ボトルtoボトル)という循環型リサイクルが実現していることを知って「これはすごいぞ!」と思いました。
駅で見つけた回収箱
「ボトルtoボトルの回収場所がもっと増えたらいいのに」と思っていたところ、大江戸線大門駅のホームでアサヒ飲料の自販機の脇に設置されていた“ボトルtoボトルの回収箱”を見つけました。
ネットで検索してみると、アサヒ飲料も「ボトルtoボトル」をスタートしていて、「化学分解により中間原料に戻した上で、不純物を除去し、新たなPET樹脂をつくる方法」でリサイクルを進めているとのこと。この方法では、多少汚れていても問題がありません。
“ポイ捨て”をしないだけで、ペットボトルがペットボトルに再生される時代になっているようです。環境問題を考えると、暗い気持ちになりがちですが、明るいニュースに出会うことができました。地域で行われているペットボトル回収も、ペットボトルに生まれ変わっているのかもしれない、と思いました。とはいえ、私はこれからも、マイボトルの持参は続けていきたいと思います。
【参考】
セブンイレブンHP
「ペットボトル回収機について」(2022年10月24日)
一般社団法人 全国清涼飲料連合会HP
「清涼飲料業界ペットボトルからペットボトルへの水平リサイクル 2030年ボトルtoボトル比率50%宣言」(2021年4月19日)
アサヒ飲料HP
「業界の垣根を越え、目指す頂はPETボトルの水平リサイクル」(2022年10月18日)