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災害時でも美味しく食べたい!part2

いつ起こるかわからない大規模災害。ライフラインが止まり、不便な生活を強いられます。日頃から、制約のある状態を想定した災害時の生活についてご家族やご近所、友人と話し合うことが大切です。

特に、ガス、電気、水道が使えない場合、日頃使っている調理器具が役に立たないこともあります。

炊飯器が使えない場合はご飯をどう炊くか、カセットコンロでの調理で注意すべきことなど、災害時の食事作りをシミュレーションをして、調理方法や必要な備品、ストックする食材などを見直しましょう。

今回、ご紹介する防災レシピは2品!火を使わない「あおさのりと切り干し大根の生春巻」と災害時でも甘い物を食べてホッと一息ついていただくための「なんちゃって!フルーツ大福」です。

あおさのりと切り干し大根の生春巻

【材料 2人分】

  • ライスペーパー・・・2枚
  • 大葉・・・2枚
  • 水(ライスペーパーを戻す)・・・500ml
  • 【A】シーチキン・・・1缶(70g)
  • 【A】水で戻した切り干し大根・・・約100g
  • 【A】あおさのり・・・適量
  • 【A】マヨネーズ・・・大さじ1
  • 【A】ポン酢・・・大さじ1
  • 【A】塩・コショー・・・適量
  • プチトマト・・・適量

作り方】

1 ライスペーパーをサッと水にくぐらせます。

2 ポリ袋に【A】を入れ、混ぜ合わせます。

3 開いた牛乳パックをまな板にして、上に1を敷き、中央に大葉を1枚おき、その上に【A】の具材を載せます。

4 3の両端を内側に折り、手前からくるっと巻きます。
5 4を半分に切って、出来あがりです。

 

<コツ・ポイント>

ライスペーパーの賞味期限は、製造後2年位と長めです。ライスペーパーは、災害時、少量の水で簡単に戻せて、カットして麺、餃子の皮の代わりにするなど、アレンジが効き、災害時に役立つ材料です。ローリングストックしながら使ってみましょう。

1 ライスペーパーを水にくぐらせる
1 ライスペーパーを水にくぐらせる
4 牛乳パックの上で巻く
4 牛乳パックの上で巻く

なんちゃって!フルーツ大福

【材料 2人分】

  • ゆであずき(缶)・・・1缶
  • 焼き麩・・・4個
  • フルーツミックス缶・・・1缶
  • ライスペーパー・・・2枚
  • 片栗粉・・・適量
  • 水(ライスペーパーを戻す)・・・500ml

【作り方】

1 焼き麩を水に入れ、柔らかく戻します。

2 ライスペーパーは、サッと水にくぐらせます。

3 2を開いた牛乳パックの上に置き、1とゆであずき、フルーツを置き、具を包み込むように丸めます。

4 3に片栗粉をまぶしたら出来あがりです。

 

<コツ・ポイント>

ライスペーパーは、弾力があるので「大福」が再現できました。中に入れた焼き麩は、白玉のような食感です。

3 ライスペーパーの上に具をのせて包み込みます
3 ライスペーパーの上に具をのせて包み込みます
4 片栗粉をまぶすと見た目も「大福」です
4 片栗粉をまぶすと見た目も「大福」です


レシピ提供:

ecoライフライター 海江田 佳子(かいえだ けいこ)

栄養士、食育インストラクター、健康管理士、エコ・クッキングナビゲーター