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ペットボトルを再利用して大根を栽培する!

実践わたし流!! 投稿者:ごまたら

空になったペットボトル。

1度使用しただけのキレイなペットボトルをそのまま捨てるのはもったいないですよね。

 

家庭菜園を始めるのに「場所がない」「道具がない」「時間がない」となかなか一歩が踏み出せない方も、ペットボトルをプランターの代わりにし、紐で吊るすことで、ベランダなどの光が当たる小さなスペースでも家庭菜園を手軽に始められることができます。

 

今回は、ペットボトルの細長い形状を利用した大根のペットボトル栽培をご紹介します。

 


準備~種まき

■ 用意するもの

・ペットボトル(1.5~2L)

・鉢底石

・野菜用の培養土

・大根の種

・紐


① ペットボトルは底の部分を切り抜き、上下逆に使用します。

② ペットボトルの中に鉢底石を1分目程、野菜用の培養土を8分目程まで入れていきます。

③ 土を充分湿らせます。

  (その際、土が少なくなるようでしたら培養土を足してください)

④ 指で少し穴を掘り、大根の種を3粒程まきます。

⑤ 種に土をかぶせ、再度上から軽く水をかけます。

⑥ ベランダなど、日当たりが良く、風通しの良い場所に紐で吊るします。

  (吊るすところがない場合は、鉢の上にそのまま挿してもOKです)

発芽~収穫まで

注意すること

・水まき

種をまいてから、1週間くらいは土が乾かないように注意して管理します。

その後は、定期的に土の表面が乾いたら適量の水を与えつつ、過剰な水分を与えないように注意しましょう。

 

・追肥

通常の育て方は、1本にした後は2週間おきに追肥をしていくのですが、ペットボトル栽培は小さな環境で育てるので、肥料は少なめを心がけます。

①5月の初めに種まきをし、3日後芽が出てきました。

②大根の本葉が4~5枚になったら、一番元気な苗を1本だけ残して間引きます。

③種まきから1ヶ月。葉っぱがどんどん大きくなり、数も増えてきました。

④種まきから2ヶ月。しっかりと大根の頭が見えてきました。


種まきから3か月後の8月の初めに待望の収穫!

12cm程のかわいい大根ができました。

一人暮らしや少量の大根を使いたい時には最適な大きさです!

 

大根は、4月上旬〜5月上旬頃にまく「春まき」と、8月中旬〜9月中旬頃にまく「秋まき」の2回あります。

病害虫がつきにくい「秋まき」は、家庭菜園初心者にもおすすめです!

 

今回は1.5Lのペットボトルで栽培をしましたが、容器の大きさとしては今回の大根の大きさが限界のように思いました。

スペースの確保と吊るすことができるのであれば、2Lペットボトルや焼酎の容器など容量が大きいものならもっと立派な大根ができたのかもしれません。

 

みなさんもおうちの小さなスペースで家庭菜園をしてみてはいかがですか?

 


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