炊いたごはんが余ってしまったら?
冷凍する方法もありますが、ちょっと手を加えて活用してみました。きりたんぽやおせんべいなど、冬ならではの方法として、成形したごはんを寒空の下で天日に干すことで、外側が乾燥してカリッとした食感になります。
きりたんぽ
①余りご飯をつぶします。
②手を軽くぬらして、棒に丸めます。
③フライパンでこんがりきつね色に焼きます。
④丸1日天日干しにします。一両日は保存が可能です。
きりたんぽとせりの朝のスープ
忙しい朝にぴったりな手軽にできるスープです。あつあつのスープときりたんぽが体に活力を与えてくれます。
材料(2人分)
- チキンブイヨンスープ ・・・ 500ml
- お好みの野菜やきのこ ・・・ 適量
- きりたんぽ ・・・ 適量
- しょうが(千切り) ・・・ 小さじ1/3
- 卵 ・・・ 2個
- せり ・・・ 適量
- 塩・こしょう ・・・ 少々
※お好みで肉や魚など入れてもおいしくいただけます。
作り方
- お好みの野菜やきのこを適当な大きさに切ります。
- チキンブイヨンスープに野菜やきのこ、しょうが、きりたんぽを入れて中火にかけ、煮立ったら塩・こしょうで味を調えます。
- 火を止める直前に卵を割り入れて半熟にし、せりを入れてできあがりです。
和風おかずでライスバーガー
余りごはんをバンズの形で焼いて、残ったおかずをはさんでライスバーガーに変身!きんぴらごぼうや、厚揚げ、天ぷらやからあげなど、甘辛で少し濃いめに味付けするのがポイントです。
①残りごはん約2膳分を4等分に丸めてバンズの形に成形します。
②片面にしょう油をぬり、油をひいたフライパンで両面をこんがり焼きます。
きんぴらライスバーガー
きんぴらごぼうと大葉をはさみました。
厚揚げの照り焼きライスバーガー
厚揚げはバーガーに挟みやすいサイズにカットし、片栗粉をまぶして油をひいたフライパンでこんがり焼く。冷蔵庫に余っている焼き肉のたれ(なければ醤油と砂糖とみりん)を適量をからめて照り焼きにします。玉ねぎとパプリカ、サニーレタスと一緒にはさんでできあがりです。
揚げておやつに
揚げきりたんぽの五家宝風
- 天日で干したきりたんぽを中温の油でサクッとなるまで揚げます。
- 少し冷ましてから3㎝ほどに切り、表面にはちみつを塗ります。
- きなこをまぶしてできがりです。
カラフルせんべい
- 余りご飯300gをつぶして3等分にし、黒ごま5g、青のり3g、桜エビ10gをそれぞれに練り込みます。
- 薄くのばしてお好みの形に切り分けます。
- 半日ほど天日で干します。
- 中温の油で揚げ、仕上げに塩少々をふって香ばしいおせんべいのできあがりです。
余りご飯と冷蔵庫に残りがちな食材でバリエーション豊かな料理ができました。
冬は乾燥しているので天日干しには絶好の季節です。一つの調理法として活用してみましょう。
記事:海江田 佳子(かいえだ けいこ)
栄養士、食育インストラクター、健康管理士、エコ・クッキングナビゲーター