実践わたし流!! 投稿者:ecoライフライター せいめいくん
めぐろスマートライフに記事を投稿している「ecoライフライター」を対象に駒場の東京大学で「駒場池の観察ツアーで身近な自然を考える」という研修会が行われました。
講師を務めるのは、東大生やOBを中心とした環境や生物を巡る問題について考え行動する団体「東京大学環境三四郎」のメンバーです。「エコまつり」(※)にも参加しているのでご存じの方も多いのではないでしょうか?
当日は正門の前で集合。集合中にも上空を飛ぶ鳥の姿や鳴き声に盛り上がります。
(※)目黒区の環境活動団体や事業者などが一堂に会する「エコライフめぐろ推進協会」が主催するイベント。年に1回、田道ふれあい館で開催
最初にキャンパス内にある「駒場池(愛称:一二郎池)」の見学・観察です。明治時代からあるという池であまり人手が入っていない「自然」を感じさせるような場所です。
池や周囲の雑木林を楽しんだところで、鳥好きの学生さんから「付近で見られる鳥たち」について説明を受けました。そして鳥の観察のため、落ちている羽をコレクションする話を聞きました。尾羽(おばね)・風切羽(かぜきりばね)・雨覆(あまおおい)などなど熱く説明してくれました。
その間他のメンバーは……。木の皮をめくったり石や落葉をひっくり返したり。「いた!」と見せてくれたのは小さな甲虫類や陸生の巻貝など。みんな生き物大好きなんですね。最後にはなんとカブトムシの幼虫まで探し出しましたよ。
後半は室内に移動し、駒場池周辺で見られる「外来生物」の話を軸に外来種の指定や駆除など様々な問題について話し合いました。
最後に都会に残された貴重な自然を多くの人に知ってもらい、守っていくために、今後も一緒に活動していくこと約束して会を終えました。
私も遥か昔、学生時代は生物を研究するサークルにいて、植物や昆虫の観察・採取などを経験していたので、なんとなく血が騒ぐのを感じた研修会でした。
駒場池は周囲に遊歩道も整備され公開されているのでぜひ「自然」を感じにキャンパス散歩でもいかがでしょうか。