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もてあまし食材で“カラフルおにぎりづくり”1⃣

手軽に持ち運びでき、片手で食べられる「おにぎり」。都内では、おにぎり専門店が増え、おにぎりに使うトッピングや魚や肉など具の種類も豊富で見栄えが良いことから、おにぎりの常識が変わりつつあります。

今回のスマートライフレシピは、「食品ロス削減」「火を使わない」「時短」など環境にこだわって、6つの「おにぎり」をつくります。また、お米の炊き方にも注目しました!もてあまし食材で“カラフルおにぎりづくり”を2回にわたりご紹介します。

おにぎりの基本!米を炊きましょう

「おにぎり」は、炊きたてご飯でつくりましょう。「おにぎり」を安心安全に食べるため、梅干しを入れて炊くことをおススメします。

梅雨時や夏場は、食べ物が痛みやすいので、梅干しは昔からおにぎりやお弁当に入れて食べられています。

農林水産省のHPには、「梅干しは殺菌作用や疲労回復の効果が期待できます」とも記されています。

農林水産省「昔ながらの保存食!梅干し」


【桜えびとあげ玉の春色おにぎり】

【材料】

 ・ごはん    240g

 ・桜えび    大さじ1・1/3

 ・あげ玉    大さじ3

 ・みつば    2本

 ・めんつゆ   小さじ1

 


【作り方】

① あげ玉にめんつゆをかけて味をしみこませておきます。

② みつばは、1㎝程に切ります。

 ③ ごはんに①と②を混ぜてから、にぎってできあがり。

◎お好み焼きを作った後に余りがちなあげ玉や桜えびを使いました。おにぎりに混ぜ込むと美しい味わいのハーモニーが楽しめます。

⓵あげ玉にめんつゆをかける
⓵あげ玉にめんつゆをかける

【材料】

    ・ごはん    240g

    ・刻んだたくあん   大さじ2

    ・大葉     4枚

    ・かつおぶし  大さじ2

    ・しょうゆ   小さじ1

    ・白いりごま  小さじ2


【作り方】

① ごはんに材料を全て入れて混ぜてからにぎります。

② 大葉で巻いてできあがりです。

たくあんに限らず、余り物の漬物を刻んでおにぎりに混ぜ合わせると塩気やうま味を生かせます。

【かば焼きと山椒のおにぎり】

【材料】

 

ごはん      240g

・ いわしのかば焼き  2切れ(かば焼の汁を除く)

・ きゅうり      40g

・ 山椒         少々

 


【作り方】

  ➀ きゅうりは薄く輪切りにして塩(分量外)でよく揉んでおきます。

  ➁ ごはんに山椒と➀を混ぜます。

  ➂ いわしのかばやきを中に入れてからにぎります。

◎缶詰のいわしのかば焼等は、非常食用にストックされ、気がつくと賞味期限が目の前に迫っていることがあります。ぜひ、活用しましょう。また、調味料として出番が少ない山椒は、かば焼きと相性がぴったりです。でも入れすぎにはご注意ください。

その他、いろんな材料を組み合わせて手づくりおにぎりを楽しみましょう。次の記事では、おにぎりレシピとおにぎりを包む素材などもご紹介します。


《レシピの提供》

ecoライフライター海江田 佳子(かいえだ けいこ)

栄養士・食育インストラクター―・健康管理士・エコ・クッキングナビゲーター