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もてあまし食材で“カラフルおにぎりづくり”2⃣

手軽に持ち運びでき、片手で食べられる「おにぎり」。都内では、おにぎり専門店が増え、おにぎりに使うトッピングや魚や肉など具の種類も豊富で見栄えが良いことから、おにぎりの常識が変わりつつあります。

今回のスマートライフレシピは、「食品ロス削減」と「火を使わない」、「時短」など環境にこだわって、6つの「おにぎり」をつくりました。また、「おにぎり」を“包む”素材にも着目!もてあまし食材で“カラフルおにぎりづくり”をご紹介します。

環境にやさしい素材でおにぎりを包もう

「おにぎり」は、食中毒予防や衛生管理にも充分注意することが大切ですが、プラス!環境のことを考えることも大切です。石油を原料とした素材は使わず、天然の素材のもの、何度も使えるもので包む方法をご紹介します。

農林水産省「避難所・炊き出しでの食中毒予防について」


自然素の竹製のせいろをお弁当箱の代わりに使うとごみが出ません
自然素の竹製のせいろをお弁当箱の代わりに使うとごみが出ません
せいろごとそのままハンカチで包みます
せいろごとそのままハンカチで包みます

水で洗って何度でも使えるみつろうラップで包みました
水で洗って何度でも使えるみつろうラップで包みました
軽くて持ち運びに便利な竹皮は、繰り返し長く使える優れもの
軽くて持ち運びに便利な竹皮は、繰り返し長く使える優れもの

※みつろうラップは手づくりできます!めぐろスマートライフの過去の記事でご覧ください。「みつろうラップを作ってみよう!」

みそジャムおにぎりの小松菜巻き

【材料】

(小松菜漬け)

・ 小松菜 4枚

・ 塩   小さじ1/2

・ 砂糖  小さじ1/4

・ 鷹の爪 お好みで

(みそジャム)

・ マーマレード    小さじ1

・ みそ        小さじ1

・ 白いりごま     小さじ1/2 


 

 【作り方】

① 小松菜は茎と葉に切り分けます。

② ①に塩と砂糖をまぶして、皿に載せます。同じ皿に重石(ボールに水を入れています)をして皿を重ねて1時間漬けます。お好みで鷹の爪を入れましょう。

③ みそ、マーマレード、白ごまを練り混ぜます。

④ ごはんに➂を入れてにぎります。

⑤ 漬けた小松菜の水分をキッチンペーパーでふき取ります。

⑥ ⓹で巻いてできあがりです。

◎小松菜が一株余った時、ビンの中に少し残ったジャムがあればおススメです。ジャムと味噌と香ばしい白ごま、小松菜の塩味で食欲が増します。

②小松菜を漬けます
②小松菜を漬けます
⑤漬けた小松菜の水分を拭きとります
⑤漬けた小松菜の水分を拭きとります

【カレー&ナッツのエスニックおにぎり

【材料}

・ コーン(缶詰)  大さじ2

 ナッツ(カシュー、アーモンド、くるみなど)8つぶ

 カレーパウダー お好みの量(小さじ1/4程度)

 塩       少々

 レーズン    小さじ1

 

 ごはん     240g


【作り方】

① ナッツは大きめに刻んでおきます。

② 材料を全てごはんに混ぜてにぎります。

乾燥したレーズンやナッツってちょっと余りませんか?ナッツの食感が面白いおにぎりです。カレー粉とレーズンの酸味が調和して、爽やかな味になりました。

オリーブとじゃこの地中海風おにぎり

【材料】

 ・ ごはん         240g

・ オリーブの実の塩漬け  大さじ1強

・ じゃこ         大さじ2

・ ベビーチーズ      2コ

・ パセリ(乾燥)生でも可 小さじ1/2

・ あらびきこしょう    少々


【作り方】

➀ オリーブの実とチーズをそれぞれ5ミリ位に刻みます。

➁ ごはんに➀と他の材料を全て入れ混ぜます。

 

➂ オリーブオイル(材料外)を手にぬって②をにぎります。


◎冷蔵庫に常備しているチーズとじゃこ、週末に開けたオリーブの瓶詰めの実3個はおにぎり用に残しておきました。オリーブオイルでおにぎりを握ると地中海風に変身します。

その他、冷蔵庫の余った材料を組み合わせて手作りおにぎりを楽しみましょう。ただし、食中毒には気を付けてくださいね!

お弁当の食中毒予防ポイント(近畿農政局HPより)


《レシピの提供》

ecoライフライター海江田 佳子(かいえだ けいこ)

栄養士・食育インストラクター―・健康管理士・エコ・クッキングナビゲーター