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自宅(目黒区)でシイタケ栽培に挑戦

実践わたし流‼投稿者:阿多田海蔵さん

 MGK10(目黒区で活動する環境活動グループ)では、都会でもムギを育ててみようと、秋から春にかけてムギを栽培し、ムギを収穫したあとにソバを栽培しました。その結果、特にソバは陽当たりがあまり望めない環境では、収穫が難しいとの経験を得ました。そこで、次は陽当たりがなくてもいい、逆に直射日光を当ててはいけないモノを育ててみようと、シイタケの栽培をしています。

 

 シイタケの栽培には菌床とホダ木と2つの方法がありますが、いきなり難度の高そうなホダ木を選びました。理由は、栽培できる期間が長いことと、美味しいらしいという理由です。

 

ホームセンターで10月下旬から販売予定と聞いていましたが、ふと気がつくと11月も中旬、残り少なくなっていたホダ木を1本購入しました。90cmと45cmのホダ木が売られていましたが、短い方で試してみることにしました。

 

これは、すでに菌が埋め込んであり、あとは水をかけて、直射日光に当たらないところにおけば、シイタケが生えてくる「お手軽キット」のイメージの商品です。

霧吹きで毎朝水をかけていると、10日くらいでニョキッと出てきました。5か所から出てきたものの、傘のような形に成長したのは二つだけ。

 

一つは元旦に焼いてしょうゆをかけていただきました。もう一つは干しシイタケにしてみようと思いましたが、一つだけでしたので野菜炒めの具材になりました。


 

 

目黒生まれで目黒育ちの私が、ムギ、ソバ、シイタケと栽培して、食べるものを栽培するということは、簡単なことではないと感じました。意識しているつもりの食品ロスの問題も、より身近なものとして感じられた経験です。

 

 ホダ木では4~5年収穫できるようなので、この後も成長する姿を眺め、地産地消にもなるので楽しみです。1,650円でたった2個の収穫ということはないことを願って、2回目の収穫ができる春を待っています。