実践わたし流!! 投稿者:SHIBATA
夫の両親が亡くなり住む人のいなくなった家を処分するとき、両親が使っていた家具のうち、まだ使えるものを粗大ごみにするのは忍びないと家族で話し合い、我が家はソファを譲り受けました。こちらのソファは「100年経っても世界の定番として愛される」をキャッチコピーにした家具メーカーのもの。作りもしっかりしていてまだまだ使える状態です。本当に粗大ごみにしてしまうのはもったいないものでした。
とはいえ、30年以上使い続けたソファの張り地はしみや汚れが目立ち、色調も我が家には合わなかったため、張り替えることにしました。
家具メーカーは、自社製品はどんなに古い物でも修理、リフォームをしてくれるとのこと。出来上がりをイメージしながら生地を選び、モダンでシンプルなソファにするため、デザインは裾カバーをなくしてソファの足が見えるように変更しました。ソファ内部のクッションや鋼バネの補強など丁寧なリフォームを施され、2か月ほどで生まれ変わって戻ってきました。
リフォーム費用は、量産品のソファを購入するよりもはるかに高くつきましたが、張り替えることでソファの印象もがらりと変わり、長く使い続けたいと思えるお気に入りのものになりました。そしてなにより、両親の思い出が詰まったソファを使い続けることで、愛着も湧いてきました。