いちごの果実シロップ(いちごシロップ)は、いちごを砂糖で漬け込むだけと簡単に作れます。いちごの香りと風味が存分に楽しめるシロップです。いちごがたくさん手に入ったときなど、お家で過ごすゆったり時間にお子さんと作ってみてはいかがでしょうか。
できたいちごシロップは、5~10倍の水や炭酸水、牛乳などで割って、いちごソーダ、いちご水、いちごミルクとしてとてもおいしいです。かき氷のシロップにもなります。
いちごの実は取り出して、スイーツに利用できます。
いちごシロップの作り方
(材料)
- いちご ・・・300g
- 白砂糖 ・・・330g(いちごの1.1倍の重量)
(作り方)
- いちごはよく洗って、へたをとり、大き目のものは半分にカットておきます。
- 煮沸消毒した保存瓶に、いちごと白砂糖を交互に入れ、最後に白砂糖を上にかぶせるように入れます。
- 砂糖が溶けるまで翌日からときどき瓶をゆすります。
- 一週間くらいでできあがります。いちごの実を取り出し、シロップと実を分けて冷蔵庫で保存します。
※1か月以上保存する際は、鍋にうつし沸騰してから弱火で5分加熱して保存容器に入れ冷蔵庫で保存してください。
いちごシロップの実を利用した「ストロベリーカカオトリュフ」
できあがってシロップを濾したいちごの実は、ジャムのように利用できます。マフィンやパウンドケーキなど手作りスイーツのアクセントに入れるのもおすすめです。ここでは簡単にできるストロベリーカカオトリュフを紹介します。
(材料)9個分
- ナッツ ・・・20g
(くるみ、カシューナッツ、アーモンドなど)
- 干しいちじく ・・・20g
- いちごシロップの実 ・・・20g
- ココアパウダー・・・適量
(作り方)
- ナッツ、干しイチジク、いちごシロップの実をみじん切りにします。(フードプロセッサーで撹拌またはすり鉢で摺るとなめらかな食感になる)
- ボールに1.を入れ、ココアパウダーを適量入れて混ぜ、9等分にして丸めるます。
- カカオパウダーをまぶしてできあがりです。
いちごシロップだけでなく、レモンなど柑橘類で作ったり、旬の果物をいくつか組み合わせて作るのもおすすめです。ポイントは果物の総重量の1.1倍の砂糖で漬けることです。少しの量でもできます。食べきれない果物があるときなどチャレンジしてみましょう。
記事・レシピ考案:海江田 佳子(かいえだ けいこ)先生
(栄養士、食育インストラクター、健康管理士、エコ・クッキングナビゲーター)